子育てもパートナーシップも自分Styleで♥️ ジャカルタ、バンコク経由シンガポール在住のファミリーセラピストが、海外在住者ならではの旬の情報を綴り、輝くHappy Lifeを応援します♪


by Treasure Box

クチトンネル

二日目の朝、今日は早起きして強行スケジュールの
「クチトンネル・メコンデルタツアー」に出発!

メコンデルタが1日、クチトンネルが半日のツアーが殆どですが
(TNKの英語のツアーにすると、ビックリするほど格安!)
日系のツアーには、この内容を1日で行うツアーがあるので
他にもいろいろと、ホーチミンの旅行を楽しみたい我が家は、
馬車体験がウエンディツアーにだけあると知り、それに参加決定!


クチトンネルはホーチミンから一時間半から二時間ほど、
ベトナム戦争当時、「鉄の三角地帯」と呼ばれた難攻不落の街で
アメリカ軍を打ち破った、南ベトナム解放戦線の基地でした。
この地下に張り巡らされた全長250Km!のトンネルを
体験をしようというのが、今回の旅のメインの一つでもありました。
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クチトンネルの入り口です。
ここには外国人もいっぱい訪れていました。
ガイドブックには「汚れるので長そで・長ズボンで」とありますが、
思った通り、ファランはいつもの短パン・キャミソール(笑)


まずはビデオで、ベトナム側から見たベトナム戦争について知り、
そしてその後、模型でクチトンネルの構造について勉強。
クチトンネルは、なんと地下三階建て!
地下一階部分は、共同の台所、食堂、会議場など。
地下二階はそれぞれの寝室部分で、地下三階は防空壕。
これを女、子供も手伝って、手掘りで掘っていったのです!!!
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これはお人形ですが、こんな風に掘り進めていったそう。
これが最後には、サイゴン川まで続いているのです。
こんなトンネルを250kmも手で掘るなんて。。。凄すぎます。


至るところに、トンネルへの秘密の入り口があります。
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実際、トンネルの中に入って実演するベトナムの方。
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こんな風に蓋を閉めてしまうと、全くどこが入り口か分かりません。
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主人も中に入ってみましたが、なんかキツキツじゃない(笑)
これにチャレンジしようとする、ファランが続出。
みんなその小さい穴に入れるのかしらん・・・。
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そして、至るところに相手への落とし穴も待っています。
ここに落ちてしまうと、こんな鉄槍にはまってしまうことに007.gif
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こんな風に、様々な仕掛けの槍が公開されていました。
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これは、家に侵入してくるアメリカ軍を襲うための罠。
この鉄槍も、アメリカ軍が落とした爆弾の破片から作ったそう。
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ここには、アメリカ軍が残していった戦車も展示されていました。
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このトンネル内で作られていた爆弾。
これも当時、アメリカ軍が落とした爆弾から作られたそう。
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これはアメリカ軍の、B52が落としていった爆弾の跡。
そう言えば、このツアーで歩道になっているところは大丈夫ですが
一歩離れたところには、まだ隠れた地雷があったりするそう008.gif
我が家の子供は好奇心マンマンなので、勝手に入って行かないか、
ちょっと心配で、首に縄をつけたい気分でした。



次はとうとう、地下トンネル体験です!
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ガイドのお兄さんを先頭に、階段を下りて中に入ります。
30m、60m、90mと自分の行けるところまで進んで行きます。

中のトンネルは、本当に狭く、小さい道がクネクネと続きます。
途中で迷路のようになっており、もしガイドのお兄さんとはぐれると
一生帰って来れなくなってしまいます007.gif
これには実際この中に侵入した、アメリカ軍もかなわなかったそう。

ベトナムに行く前には、とても怖がっていた娘でしたが、
ちょっと不謹慎ではありますが、子供たちは楽しかったみたい。
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大人は膝・腰が痛くなり、60mでリタイヤしたのですが、
本当は子供たち二人には楽勝で、90mまで行きたかったよう。
でも大人には、本当に狭く、キツいトンネルでした。
平均的に、細くて小さいベトナム人だから通れたのかも知れません。
私はずっと中腰で歩きましたが、それでも頭がついてしまい
主人はハイハイをして中を進んだそうです。
(大きい外国人が、途中で抜けなくなったらどうするんだろう・・・)
また狭いだけではなく、暑く、さらに空気も薄いので息もしずらく、
本当にこの中で何年も生活していたのかと思うと、想像を絶します。


トンネルで疲れたあとは、休憩の時間。
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ここで、ベトコンと言われる人たちが主食としていたと言う、
蒸したおいもをいただきました。
ほのかな甘さでおいしい!子供のおやつにいいかもしれません。
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これ、「タロイモ」とガイドさんに説明されたのですが、
絶対違う!と思いながら、バンコクに帰って青さんの本
「南国(タイ)の野菜たち」で、このおいもを発見!
やっぱり「キャッサバ」でした~。
ここでは、この本に出ている、レシピと同じように蒸してから
それを砂糖と塩を混ぜたものに、つけていただくのがベトナム流。
こんなところで初めて出会ったこの「キャッサバ」は
我が家にとっての大収穫!今後我が家のレシピに加えます♪
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そしてまた、ガイドさんが説明してくれた「笹葉っぱのお茶」。
これも絶対、笹じゃないし・・・^^;
ぜったいこの味は、あれっ!と思っていた所に
ツアーでご一緒だった、タイ人の奥様が
「これ、バイトーイよね」と。。。
やっぱり、パンダンリーフですよね051.gif
ガイドさんも、日本語と結びつけるのは難しいのだと思います。
お味は意外とスッキリ味で、子供も何回もお代わりしていましたよ。


戦争の武器などの他に、ここでの生活についても展示されていました。
ここの地下には、数えきれないほどのベトナム人が暮らしていたので
そのための台所、食堂、会議室など、様々な施設がありました。
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地下の台所、現在は展示用に半地下になっていますが、
当時は本当にトンネルの中にこれがあったのです。
とても熱く、煙たかったに違いありません。
煙が近くに出ると、アメリカ軍に居場所が分かってしまうので、
遠く離れた場所から煙が出るよう、設計されていたそうです。
煙が出る穴も塚のように、隠してしているのですが、
アメリカ軍が犬を使ってトンネルを探索していたため、
アメリカ人の体臭が染み込んだ洋服などを入れて塚を作って、
ベトナム人がいないと、犬をもごまかしたそうです(@_@)

ここでの生活も実演されていました。
空襲などがない時は、畑や田んぼで仕事をして
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ライスペーパーなどの食物を作ったり
(米粉を水に溶かしたものを蒸し、ざるで乾かしていました)
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ここで洋服を作って売ったりして、資金を調達していました。
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これは、古タイヤで作っているサンダル。
現在の地名にもなった、ホーチミンさんのアイデアだそう。


クチトンネルに来てみて、戦争の悲惨さはもとよりですが
ベトナム人の精神力の強さを、真っ先に一番強く感じました。
何年間も、この暗く長い、地下のトンネルの中で、
彼らが何を思い、信じ、願い、暮らしていたのでしょうか。
その思い、心の傷は想像を絶します。

戦争の悲惨さや傷跡については、後日に行った
「戦争証跡博物館」の方が、私には心に残りましたが、
このクチトンネルでの体験は、子供たちの心にも届き、
そして決して繰り返してはならない、貴重な体験でした。
by treasure-bkklife | 2011-04-18 17:27 | ベトナム旅行