子育てもパートナーシップも自分Styleで♥️ ジャカルタ、バンコク経由シンガポール在住のファミリーセラピストが、海外在住者ならではの旬の情報を綴り、輝くHappy Lifeを応援します♪


by Treasure Box

Thanying

アーユルヴェーダーのあとは、BTSに飛び乗って「スラサック」まで。
かなり時間が押してしまったので、行ってみたかったタイ宮廷料理のお店と急ぎます。
「アーユルヴェーダーのあとは、激しいことはしないように・・・」と言われていましたが
なんと、すでに5分後には破ってしまいました(笑)

Thanying_d0222641_901497.jpg

タイ宮廷料理の名店、Thanying(タンイン)でございます。
Bangkok Best Restarant 2010 にも選ばれていたこのお店
どんなところなのか、ぜひ一度は訪れてみたかったのです。

Thanying_d0222641_923131.jpg

入り口からして異次元に吸い込まれていくようで、とてもステキ❤
Thanying_d0222641_952680.jpg

私たちの姿が見えるや否や、サッとドアを開けてお出迎えを。
「Mrs.〇〇ですよね? お待ちしておりました」と、さすがの対応です。


このThanyingはラマ7世の皇妃でもあった妹君のために、スコータイ宮殿で料理長も経験された
H.S.H. Princess Sulabh–Valleng Visuddhi妃に因んで名づけられたお店。
ここのお料理は、その皇妃にお出ししていたレシピをアレンジされたものだそうです。

Thanying_d0222641_974073.jpg

古いタイ家屋を改築したこのお店、タイと中国の文化が織り交ざった重厚な雰囲気。
Thanying_d0222641_1755293.jpg

景徳鎮のような食器や花瓶などにも、興味津々! まるで、博物館にでも来た気分に(笑)
Thanying_d0222641_98318.jpg

そして、この向こう側には、また違う風景が広がっていました。

Thanying_d0222641_9112949.jpg

「わぁ~、ステキ~」思わず三人で声が出てしまいました!
柔らかな日差しが差し込み、緑に囲まれた癒しの空間が。
Thanying_d0222641_91389.jpg

テーブルセッティングもステキで、じ~っと見つめてしまいます。
Thanying_d0222641_9414259.jpg

この△の箱の中には、くるっと巻いたナプキンが潜んでおりました。
(このアイデア、何かに使えそう・・・)

Thanying_d0222641_915421.jpg

メニューも趣があって、思わずパチリ。

お料理はセットメニューとアラカルトから選べます。
Thanying_d0222641_9161199.jpg

せっかく日本からお友達も来ているので、セットメニューCをチョイスすることに。
一番ヘビーなはずですが、アーユルヴェーダーでデトックスされるはずといいように解釈^^;
Thanying_d0222641_9203687.jpg

まずは前菜から。
ガイホーイバイトーイ、トートマンクン、とうもろこしのフリッターなどのおなじみの物ですが
美しくアレンジ、そして繊細なお味で出て参りました。
一番奥の揚げて作ったカップにコーンなどが入っているお料理は、オリエンタルで習いましたが、
手間もかかるので、ホテルなどの一流店でしか味わえないそうなのです。
Thanying_d0222641_925579.jpg

ヤム ソム オー これもまたサッパリとした上品なお味。
Thanying_d0222641_9501753.jpg

このお店一押しは、このトム ヤム クン。
お店によってはココナッツミルクがかなり入っているお店も多いけれど
こちらはスッキリした飲み心地で、ハーブの香りと味が生かされています。
Thanying_d0222641_9263933.jpg

ジャスミンライスもこのように、三角錐をバナナリーフで包んで素敵に演出。
玄米なども選べるようになっていたのを忘れていて、ちょっと後悔中・・・。
Thanying_d0222641_927317.jpg

メインディッシュもこんな素敵な形でサーブされてました。
こういうプレゼンテーションの仕方も、本当に勉強になります。
Thanying_d0222641_9312980.jpg

マッサマン カレー
本当はコースに含まれているのは「グリーンカレー」だったのですが
この度、世界中で一番おいしい料理と選ばれた「マッサマンカレー」
(フランス料理やイタリア料理の名品を抜いてですよ!)
お友達も食べたことがないと言うのでお願いしたら、快くお引き受け下さいました。

マッサマンカレーはモスリムの方が多くいただくカレー。
チキンのことが多いのですが、こちらはビーフで。
タイ料理学校で習った時、カレーペーストも他のタイのカレーとは材料も作り方も違いがあり
日本のカレーにも近い感じで、日本の方は好きなお味だと思います。
Thanying_d0222641_934660.jpg

アスパラガスとキノコの炒め物 ホッとするお母さんの味でもありました。
タイ料理は辛いものが続くこともあるので、こう言う一品があると嬉しい。
Thanying_d0222641_935209.jpg

エビとガーリックの炒め物 ガーリックが効いた美味しい炒め物でした。
Thanying_d0222641_9363517.jpg

揚げたお魚をチリのソースをかけたもの
あまり辛くなく、これまた日本人がきっと好きなお味です。
ご飯にとっても合っていて、普段の食卓にも乗せられそう。


ところで、日本から来ていたお友達、一人は保母さんなんです。
実はワタクシ、こう見えても児童教育・発達心理学も勉強していたのです (@_@)

学校から送られてきた同窓会紙に、懐かしい二人の名物教授のお話が載っていたそうですが
片方は「子育ては手作りで」。見開きの一方には「手作りなんてクソくらえ!」と(爆)
(この記事を掲載した学校側にも、「あっぱれ!」と拍手を送りたい♪ )
「子供は母の手作りを通して、愛情を感じ学んでいく」と言う意見に対して
「手作りと言うプレッシャーが、母親の育児をますます厳しく、辛いものにしていく」と。

私が野菜ソムリエや食育マイスターなどの勉強をして、いろいろと資格を取ったのは、
お料理や、おもてなしが好きだったことはもちろんですが、
主人や子供の健康を考えて、どうにか改善してあげたい・・・と思った気持ちから。
いろんな方から「家族であまり外食なんかはしないんだよね?」聞かれることもありますが、
ご覧の通り、家族でマックだって行くし、屋台のものだって食べてますから^^;

本当に忙しくて大変な時、無理してイライラと怒りながら作ったお母さんのお料理より
「おいしいね~」と一緒に食べるファーストフードの方が、みんなに優しいかなあと思うんです。
これは「『いいお母さん』にならなくっちゃ!」と頑張りすぎた失敗から学んだことだけれど。
もちろん「お母さんの味」はとっても大事。お料理から伝わる愛情も大きいけれど
「体の栄養も大事だけれど、心の栄養もとっても大事」バランスが取れていればいいのかなあと。
時には、「いさぎよく手抜きをすることも大切!」と、今の私は思っています。
Thanying_d0222641_9544974.jpg

このティーポットすごくステキ!すごく私の好みで、ど・ストライク❤
どこかで買うことができないかしら・・・(お店で聞けばよかったかなあ・・・)
Thanying_d0222641_9513836.jpg

ゼリーはちょっと・・・だったけど、ココナッツのアイスクリームは美味しかった♪
Thanying_d0222641_953323.jpg

教育現場の話なども聞けて、久々に学生時代に戻った気分で清々しい昼下がりでした。



「Thanying」
10 Thanon Pramuan, Bangrak, Bangkok
( between Silom 17 and 19)
Tel (66) 02-236-4361, (66) 02-235-0371
Open daily from 11:30 hrs and last order is at 22:00 hrs
Mapはこちら♪
Thanying_d0222641_933437.jpg

by treasure-bkklife | 2011-09-05 07:57 | 外ごはん